2020年正月に福袋が買えなかった原因【敗因:地方格差が酷すぎる】

2日以降にしか福袋やセール品を入手する機会すら与えられない
お固い家の生まれの守銭奴自作男
てーとくです。

少し前に
「地方に住んでると実店舗での買い物が困難なのでネットなら便利に買えますよ」
といった内容の記事を書きました。
(関連記事:パソコン買うならどこがいい?【解答者:守銭奴な自作er】

今回は、地方民の日常を頼もしく支えてくれるオンラインストア。
「その加護が切れる場合」のお話をします。

今回の記事は解決策が皆無に等しい為、
解決策の話はあんまりありません。

解決策があったところで内容は
「錦糸町や北千住に引っ越そう!」
「優遇してくれた感じのお店はここらへんやでー」
くらいですし。

正月に帰ることを強いられる実家が
これらの場所になければ

この対策は何の意味もないですからね。
(仕事を理由にすれば最近は親が会社に乗り込んできて人事部にクレームをつけ、退職届すら勝手に提出して無職を強いられる時代ですから)

「俺も福袋GETできなかったんだ、悔しい、悔しいよ!」

って人間同士が愚痴って同意して傷をなめ合う場がここの基本的な役割です。

来年こそは1歩でも進んだ結果を手に入れられるといいですね、本当に。

 

福袋を買うとか不可能な件

パソコンのパーツの福袋。

アキバでも熾烈な奪い合いが展開され
その他の電気街ではさらに熾烈に!

そして地方民は蚊帳の外(古いしきたりをに固執するものが家の長を務めている家が多い為)。

ここは美しい国、日本。

年末年始にお盆
お中元にお正月
結婚式の忌み言葉の禁止
自社それぞれに違う参拝のマナー
エレベーター、飲食店、乗り物の席次

といった具合に細々とした「しきたり」を強いられながら
肩身の狭い思いで生きることを強いられているくらいです。

そんな場での無作法は社会的な死さえ招くので
おいそれと禁を破れず
コスパに走ることを断腸の思いで断ち
無益な臥薪嘗胆を強いられる場面も多い。

その上でネットへ福袋やセール品が回らず、
「アキバ実店舗優遇・ネット冷遇」
が、地方民へさらなる寒波となって

地方民の機会損失を加速させている

今の段階では、田舎や京都に住まう人間が
パソコン関連の福袋やセール品を
満足に入手することは非常に困難。

というお話を展開していきます。

 

とある福袋難民の例@京都【具体例】

普段の年末年始でも

大晦日の年越しそば
元旦の実家へ全員集結・初詣・夕方まで拘束

入院または死亡、遭難、事故、逮捕
このような状態でない限り
万難を廃して上記2つの伝統行事への参加を強制とする
お堅い我が家の義務である。

よって、元旦セールや元旦の福袋参加は不可能。

最寄りのドスパラ京都店での開催ですら開店時間が10:00のため、まともな参戦不可能。

その上、20年の元旦は父が緊急手術。

父が無駄に地位が高い人間だったため
関係各所とのスケジュール調整代行や報告業務を抱え、
報告をする為の様子見を兼ねたICUへの見舞、
といった具合に

処理すべきタスクをウイークデー以上に多く
それも突然に抱え込む運びとなり、
2日以降のセール参戦までもが不可能になった。

deskminiを正月休みの間に
稼働できる状態にしなくてはならない
というタスクが仕事納め前から
決まっていたにもかかわらず。

ある意味ジェラートピケ福袋よりひどい

ジェラート・ピケというレディース向けのアパレルブランドの福袋は毎年、入手困難を極めている。

もちろん、実店舗のみならず
楽天をはじめとする
複数のインターネットショッピングモールに
万遍なく予約会場を用意しての話。

駄菓子菓子。

PCパーツやBTOパソコンのお店は(アキバの)実店舗重視。

ネットショップに至っては値引き率が異様に低いどころか、事前情報を出さない店さえあり、

特に、アキバと大須・日本橋、その他の順に大きな入手難易度の格差が生じています。

地方によっては
往復3万円以上を強いられる難民も居り
「参戦するだけでいつもより割高」
という人も少なくありません。

 

正月のしきたりが福袋GETを阻害する!

京都市民は「平時の」PCパーツ入手で
難民にカテゴライズされることはありません。
(関連記事:パソコン買うならどこがいい?【解答者:守銭奴な自作er】

市内にはドスパラやアプライドもあるし
阪急での日本橋へのアクセスも片道60分が目安。

ただ、正月となれば事情は変わってきます。

千年王城と呼ばれるだけあって
室町時代から続く和菓子屋とかが
ゴロゴロ転がってるだけあって

我が家のように「古いしきたり」に縛られている家もまた多い。

入院や逮捕、遭難事件でもない限りは
集結しないと寝首を掻かれかねない。

そのため、元旦・大晦日の移動と経済活動の自由に著しく制限を受け、

実店舗優遇・ネットショップ冷遇の気質が強い
PCパーツ関連の福袋の入手や初売りセールへの参戦では
難民へとカテゴライズされてしまう。

京都じゃなくても田舎であれば京都と同じように
昔ながらの厳しいしきたりを前に
参戦権をはく奪される者は少なくないのです。

 

パソコン関連の福袋系イベントの特徴

  • アキバは最恵国待遇
  • 23区、大須とポン橋が優遇
  • その他のちほーは参戦困難(不可多数)

平時ではオンラインストアにより、平等性が高いレベルで保障されています。

しかし、福袋や新作CPU発売等のイベントごととなればオンラインストアは恐ろしく貧弱に。

実店舗へのアクセス格差がモロに出る。

高い税金や家賃を払い、満員電車がデフォ
という環境を考えればこの格差は当然だ
といった声は察してあげたいですが

杉並区より高い住民税を払う寒村
観光公害による未曾有の混雑
などの存在を考えれば
不当な格差だと叫ぶことに
決して不自然を感じないわけです。

ネットショップでも福袋のお得さをもっと出していってほしい

それが、地方へとがんじがらめに縛られた地縛系自作erの切なる願いです。

 

地方格差と福袋

アキバ>日本橋・大須>その他大勢

三大電気街へ家から15分以内に行ける立地が
年末年始に本拠地としている場所である。

その該当者を除いた全員が福袋・正月セール難民と言えます。

しかも、アキバと日本橋・大須の隔たりも大きめ。

思いついたらすぐ行ける
深夜待機列にinしてすぐ帰れる

しきたりを無駄に重視する日本の家制度による縛りって
年末年始はお盆以上に厳しくなりますからね。

福袋争奪戦への参戦権が移動不可能を前提としたしきたりの強制によってはく奪。

上のような日本古来の無駄に対応した販売網の充実をして頂けるショップ様はマジ天使なのです。

 

地方VS大都市【住環境と自作パソコン】

アキバ15分圏内 その他大都市 ちほー
住民税 高め(例外アリ) 高め(例外アリ) 九州や東北は意外と高い
家賃 高い 高め(工夫次第で安くなる) 安め(大都市級の高い物件もある)
交通費 安い 安い(アキバ限定だと高くなる場合も) 高い(往復5万もあり得る)
参戦難易度 EASY EASY(アキバ限定だと難航の可能性) 修羅(ネットだけが頼み)

中古から新品パーツまで。

セール品となればアキバに電車で15分くらいの県内に住んでる方が最強。

北千住、亀戸、王子、錦糸町、清澄白河あたりがコスパ良いらしいです。

TSUKUMOが東京は充実してるので
新宿や池袋などの存在が
15分圏内が拡大しています。

あとは千日前線、堺筋線、御堂筋線、南海、近鉄の沿線。
難波~江坂くらいを半径とするのが目安。
大須は大須観音の近くが吉っぽい。

それ以外だとPCパーツの入手=ネットなので、
ネットでのセールの充実度に大きく左右されます。

普段は都内に住んでいる勝ち組だろうと
正月に地方にある実家への帰省を
義務付けられている方々にとっては

どうしようもない問題ですがね。

高い住民税や家賃を払い損にする
実家の存在に恨めしさを募らせながら
ネットの充実を祈るしかありません。

 

欲しかったセール品・福袋

ツクモたん福袋
deskmini3点セット(3万円₊往復交通費about1500円)
ヤバイ袋(PCワンズ)

あとは、ぼくの手と相性がいい青軸ゲーミングキーボードなんかがセールで安かったら欲しかったですね。

欲しいものを探索するチャンスさえ喪失したので
自らの不運を悔しさと共に噛みしめて
恨めしさに打ちひしがれ
指をくわえて撃破報告を眺める

しか出来ないのですが。

父の近くで働きながら
節制を強く注意しなかった
という意味では自己責任ですので。

TSUKUMOのが欲しかった

上のアドバイスに従って実店舗まで足を運べば
交通費を足しても7000円くらいは
deskminiをお得に買えました。

いつも通りの正月であれば
1日夜からは自由行動できるので
ツクモ日本橋店でお得に買い
ツクモたん福袋と共に
帰還できたでしょう。

ですが不運にも。
父が倒れて
正月休みの間じゅう
京都から離れることが出来なくなって仕舞い
断腸の思いで断念、ドスパラでの即納を決断。

正月セール全ての参戦を封じられて
正月特有の祝賀ムードを味わえう余裕すらなく

曜日感覚すら薄れ行く中で
体力や精神力の摩耗を肌で感じながら
泥をすするような思いで
地べたを這う思いで

過密スケジュールの消化に務め上げる
不幸な正月を過ごすことになりました。

 

来年はネットにも恵みを【切実】

来年はさすがに同じことが起こらないことを信じています。

とはいえ、ぼく以外の家では
地方格差とスケジュールの圧迫
移動の不自由などが重なって

ぼくが味わったような不幸に苦しむ。

そんな損な方がいらっしゃるかもしれません。

正月だけはぼくもどう足掻いたって不自由ですので

来年こそはネットショップにも
もう少し。

広く、厚く、温かな
福袋やセール品の入手環境を
整えてくださると浮かばれます。

ぼくと同じ苦しみなんて、他の人に味わって欲しくはないのです。

ぼくが失った機会やお金を取り戻せるわけでもなく
ただ不幸な人が増えるだけですからね。

地方格差問題の解決をはじめ、
令和2年が不幸が1つでも多く減る1年になることを
心より祈念申し上げます。

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