買う前に知っておきたいマザーボードの規格(サイズ)【基礎知識】

マザーボード。

ビギナーが選び方を誤れば
パソコン作りがトラウマになる

重大パーツの1つ。

「もし、失敗したらどうしよう」

初めての挑戦ではつきもの。

懸念が現実になって仕舞わない為にも
確認をしておきましょう。
パーツを買ってしまうその前に。

ぼくが始めた時期みたいに
キットがあって工具が特典でついてくる
こともありませんからね。

 

マザーボードのサイズとは?

マザーボード。

学校では「真のPC本体」と教わります。

DTXとかE-ITXとか
色んなサイズがありますが、
上級者でもない限りは
3つ知っておけばおkです。

ITX
Micro ITX
Mini ITX

この3つを覚えておけば
サイズ選びで迷う機会は
大幅に減ります。

あとは、「=ケースのサイズ」ということも。

 

ATX規格【ビギナーはこれ一択】

中にはこの規格にも上級者向けが混じってたりしますがね。

コイツとか(10pin電源)。
コイツとか(同上)。
コイツとか。(本格水冷専用)

この辺の例外を除けば
無駄に複雑なことを考えなくても
何とか組める
初心者向きサイズです。

まずは完成という「成功体験」を積みましょう。

MicroITXからは
キットでもない限り
かなり小難しいことを
考えさせられますから。

※Ryzen推奨理由:省エネで汎用性の高さに定評があるから

 

microATX規格

この規格から自作PCの魔境が始まると言っても過言ではありません。

また、SDカードと違ってmicroの方が大きな規格となります。
※テストに出ます(出ません)

まず、ATX用電源が使えないので電源の選択肢が狭まります。

そして、箱が小さくなるだけに
配線や冷却にも苦慮します。

この中で予算と相談しながら性能を伸ばしていかなくてはなりません。

初めてMicro組むなら
昔はキットを探せば
よかったんですが

2019年現在、ショップキットの衰退と共に消失。

経験を積んだ人のみが入れる区域となりました。

 

miniATX規格

microよりさらに制限の多い区域がこちら。

ただ構成を考えるだけでも数時間単位の時間が溶けていきます

魔窟・ここに極まれり。

そんな言葉が似合う規格です。

何かを得るには何かを捨てなくてはいけない。

そんな危険区域なので
ビギナーは
「絶対に立ち入ってはならない」

 

オンボード規格

ただパチ組みする程度なら
技能が問われるわけでもない規格。

ですが、miniITXとか触る人間から見たら
全く別の楽しみが見出せる
奥の深い領域。

ASRockさんがこんな企画をやる
裏側を考えれば良くも悪くもゾっとする。

まずはATX作れるようになってから触ることをお勧めします。

 

ケース規格=マザーボード規格

ケース規格はマザーボード企画。

ビギナーの理解はこれで充分です。

電源の選択肢とか
パーツ同士の干渉で悩むのは
micro初挑戦からで遅くはありません。

ATXのマザボ選んで
ATXのケースを買い
電源計算だけしっかりやればいい。

水冷化に対応できる物を選んでおくと
使い回しが効く点も覚えておいて損はありません。

空いてるとこには
フィギュアでも飾っておけば
いいですし。

miniATX規格が難しい理由

先ほども説明はしましたが、大事なことなのでもう一度。

microから先にあるminiITXマザーボードは
「ビギナーが手を出してはいけない」(真顔)

空冷だとクーラーの大きさに苦慮するし
水冷だとラジエターで詰む。

水冷なんて240でやっと
道具として使うか検討する
レベルだというのに。

「ただ箱が小さいだけだろう」
などとほざいているうちは
手を出すべきではないです、マジで。

 

パーツ買いならATX規格で

キットが廃れた今となっては。

ATXをパーツで買うのがセオリー。

干渉とかをあんまり気にせず
パーツを揃え。
10万円以内で1台しっかり仕上げる

パソコンの組み立ても「千里の道も1歩から」ですから。

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