DeskMiniで3400Gが使える理由がただの変態列伝だった件【A300】

最近のASRockってパンチが足りないよなー

と思ってるASRockerのハートに火がつくお話を持って参りました。

コスパの良さと変態さをASRockから買ってるASRockerな守銭奴Ryzenおじさん、てーとくです。

基板コンポーネントに変態を感じるのがASRockの醍醐味でありました。

いち時期に比べると小ぎれいにまとまって
色んな客にウケるコスパのいい製品を
多く出すようになりました。

ですが、

「「コスパと信用なんてASUSに任せてもっとキワモノチックなのを頼むぜ」」

というファンが嘆く声が大きくなっているのも捨て置けないわけで。

と、いうわけで。

ASRockがしっかり変態やってる舞台のお話を流してみることにしました。

変態に支えられる日々を味わえる機会は「すごくいいもの」ですからね。

 

AM4ソケットだけじゃ3400Gはキツい

対応チップセットとAM4は確かにRyzen搭載に不可欠な要素と言えます。

はまらなければ対応してるとは言えませんからね。

ただ、この小さなマシンで3400Gをぶん回す場合だとそれだけじゃ済まないんです。

「他のパーツが変態でなければありえない」

ですから。

用意された電源容量は120W。

その50%をCPUのみで超えていく構成となります。

電源へ限界を常に求めるのは言うに及ばず

扱う力の大きさに耐えうる機器全体のタフネスもまた必要。

Therderdripperとかに比べれば小さなものです。

しかし、パワーとの格闘の激烈さについては決して遅れを取らない。

と、いうわけで。

DeskMini(A300)が変態であることを強いられた理由と魅力をお届けしちゃいます!

 

DeskMiniで3400Gを使う「操作」

自分でBiosを最新にする

  1. 空のUSBメモリを用意(USBメモリを買う
  2. 公式からドライバをDL(https://www.asrock.com/support/index.jp.asp?cat=BIOS
  3. Zipを解凍して中身のデータをUSBへ
  4. 組みあがったらUSB差し込んむ
  5. BIOS画面で更新を指令
  6. Windowsの設定等を終える
  7. USBの中身を消去してカラにする

DeskMiniはBIOSをアップデートしないと
第3世代Ryzenに対応しない。

こればっかりはハードがいかに変態でも手動でやらないとダメなんですよね。

BIOSは立ち上がっても
そこから先に進めないんです。

ですので、BIOSアプデートが怖い場合はBTO買いが妥当です。(こればかりは壊れたら自己責任ですからね)

手順は上の通り。

性能差もそこまで大きくないので
バルクで2400Gを買って
安く上げるのもアリです。

 

3400Gを支える22mm大型シンク

まず、miniより小さなSTXサイズでは冷却能力が生命線となる。

くっそ狭くて暑苦しいのにファン取り付け数に著しい制限が加わりますので。

大電流ごと基盤を走る熱を効率的に逃がす
「大型シンク」の存在は不可欠!

3700Xと同じ消費量なせいで
省エネなイメージのある65W消費のCPUも
STXという世界では爆熱CPU。

それだけじゃ済まない過酷環境をどうにかする変態さを支える装備なのです。

 

3400Gを支える高級チョーク

プレミアム60Aパワーチョークを載せた基板だったりします。

taichiやOCFに乗っけてる最高級品です。

この大きさでまともにRyzenをぶん回すには電源フェーズがそれなりにいる。

これをスペースの関係で
削らなくてはならんことを受け入れた上で
質的向上によってカバーしてる

という変態要素であり生命線なのです。

電源回路が5つ。
それを流す強度のある基板。

ASRockらしさやASRockを買う意味を存分に堪能できる製品なわけです。

 

3400Gならメモリ帯域は2400Mhz

メモリ性能のサポート範囲が2400まで落ちます。

定格使用で他のPCならOCしてるのと変わらん状態の3400G搭載A300ですからね。

とはいうものの、2666と2400の差なんて大してわかりません。

ですので、3400G積んで損することはありません。

「2400で済む分メモリ代が少なくて済む」くらいの感覚が適切だと思います。

 

ユーザーの変態度もDeskMiniらしさ

こんなツッコミどころしかないことを頻繁にやらかしてます。

山で同様のことをされている方もTwitterにいらっしゃいました。

DeskMiniが変態じゃなければやってないし

DeskMiniがなかったら
ノートパソコンを買って
常識的な灰色の日々を
過ごすことになったでしょう。

小型デスクトップだから。
それでいて変態だから。
変態じゃないと存在を維持できないから。

ぼくにとって「心の底からお金を使って良かったと思える日々」があるわけです。

変態な使い方の追求する楽しさを知ってる人なら満足を保証してくれる逸品なのは間違いないでしょう!

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