20年秋はプレステにRTX30シリーズ。
新しい本格VR機器など
新しいゲーム環境が次から次へと発売され
何を買うか迷っちゃいますよね?
このような疑問や思いが出てくるのは当然ですし
機器の進化に置いて行かれることに
危機感を募らせる方も
いらっしゃることでしょう。
パーツ、既製品ともに争奪戦の様相を呈していますが、それだけに焦りは禁物。
8Kゲームへの強さをウリにした
3080を積んだパソコンを売ってる店は
何店舗かありますが
中でも注文ミスしにくい売り場で紹介するべく
初心者でも安心して入手できる店を
3つに厳選して比較する感じで紹介!
お求めの環境や価格帯など思いにあった順序で回り、素早さを殺さない巡回が出来るように。
注:10,000円OFFは10700F搭載機の場合
「行き先案内」 | |
3080のスペック | BTOも自作も徹底比較! |
PS5とどっちが買い? | 前作グラボ搭載機と比較@ドスパラ |
RTX3080のスペック
GPU | 2080Ti | 3080 |
CUDAコア数 | 4352 | 8704 |
プロセス(nm) | 12 | 8 |
定格クロック(GHz) | 1.545 | 1.44 |
ブーストクロック(GHz) | 1.35 | 1.71 |
VRAM容量(GB) | 11 | 10 |
VRAM規格 | GDDR6 | GDDR6X |
平均消費電力(W) | 260 | 320 |
補助電源(pin) | 8+8 | 8+8 |
推奨電源容量(W) | 650 | 750~ |
補助電源コネクタ数を据え置きにしつつ
倍を超える数のCUDAコアを搭載。
その上、ブーストクロックの拡大が
「2倍の性能」と言われる超性能に
大きく貢献している作りです。
ただ、超性能の代償として
クラッシュが多発するだけの熱量と
それに見合った消費電力があるんですよね。
カタログスペック上の平均的な消費電力(TDP)は320Wなのですが
ピーク時にカタログ上のクロック1.71を超えて
2までのぼり消費電力が500超えることも。
自分で組むよりは
ショップの責任で組まれたBTO機(既製品)
を使って予防線を張りつつ
8Kゲーム環境まで対応できる
骨太なマシンを手に入れる
というのが最も手堅い入手方法と言えそうです。
RTX3080搭載BTOとベンチマーク
- 10700:15133/27840/10684
- 10850K:16666/29648/10839
- 10900K:16063/29932/10626
※数字の見方=TIMESPY/FIRESTRIKE/ULTRA
なぜか真ん中のモデル「10850Kモデル」が
トータルで見ると一番成績がいい。
税別価格でさえ5万円も格差があるのに。
フレームレートの速さだけを追究するのに
10900Kを選ぶ意味はあんまり感じられません。
と、いうわけで。
異なるチップセットを使う10920Xと組み合わせ
もっと上の数字を求めたい場合は
パソコン工房一択になります。
積んでるメモリ容量は
~10850K 16GB
10900K 32GB
(規格はDDR4-2933)
チップセットはZ490でOCもできます。
発注の受付を開始した2020.9/17時点の設定は
Intelモデルのみで
Ryzenモデルには3080の搭載はありません。
Ryzenモデルをお求めの方は
TSUKUMOの3080搭載G-GEAR売り場へ
お進みください。
RTX3080のBTOとPS5どっちが買い?
PS5に搭載されているのは
リアルタイムレイトレーシング対応のRadeon GPU。
ではあるもののPS5が出力できるフレームレートは120FPSに速度が制限されています。
高性能モニターと組み合わせ、
グラボの力で強引にFPS格差をつけて
マルチプレイ環境で荒稼ぎを目論むなら
3080以上を積んだBTO。
低価格で狙える高性能を極めたいならばPS5。
ニーズそのものが違うので
比較自体があんまり意味がありません。
重視するポイントで選び分けましょう。
RTX3080が要求する電源
CUDAコアの数もさることながら
コアそのものの地力も
20シリーズと比べて格段に上がってる為
グラボだけで300Wくらい使う可能性も!
ですので安心して使うなら
750Wはコスト重視構成であっても最低でも必要です。
BTOならショップに責任を問えますが
自作はトコトン自己責任。
想定できるリスクに対しては
電源のみと言わず
予防線を張っておきましょう。
RTX3080に必要なサイズ
3090ほどではありませんが3080もかなり大型。
小型化の可能性を微粒子レベルですら残さない
高性能機っぷりを見せつけてくれています。
TRIOで323 x 140 x 56mm
スロット2つ分以上の高さで
長さ323mmが入るケース
以外はお呼びではありません。
消費電力の大きさは熱の大きさでもあるので
無理やりITXケースに入れるのもオススメしかねます。
(無茶を試せるのも自作の魅力ですけどね)
BTOのも必ずミドルタワー以上が
選択されています。
RTX3080 BTO 評価
良い評価
悪い評価
ユーザー自らの手で取り付けられた3080自体が
コンデンサ欠陥問題で落ちている話を見かけるのですが
悪評が出回るスピードが速い知恵袋やTwitterで
GALLERIAやFRONTIERユーザーらしき方々からの
クラッシュ話は発売から1週間ちょい経った執筆時点ではありません。
ショップの責任で組まれた完成品であるBTOなら
保証などが手厚い分だけ安心感があり、
不満が少ないのかもしれません。
RTX3080搭載ドスパラBTOの価格
- 10700: ¥219,980
- 10850K:¥249,980
- 10900K:¥299,980
※税別価格であります!
スペック考えればドスパラで選ぶ場合
10850Kがコスパ最強。
10900K以上を買うなら
パソコン工房の方が費用対効果が高い点も
覚えておきたいポイントです。
また、10700である必要性は薄く
CPUは10700より10700Fで
1万円キッチリ下げた方が効率良。
10700Fが設定された
FRONTIERの3080搭載機の方が
1万円安いぶんコスパいいです。
RTX3080BTOと比較
GALLERIA番付 RTX3080 VS 2080Ti
☆10850K環境で比較
- 2080Ti:13115/26065/7834
- 3080 :16666/29648/10839
※数字の見方=TIMESPY/FIRESTRIKE/ULTRA
各テスト数値が3000ほど
RTX3080が上回ってます。
コア数の格差も4352基と8704基。
しかも1コア当たりのパワーが
明らかに上がってるので
単純なコア数マシマシだけの
パワーアップではないんです。
グラボ以外が同じ条件なら
3万円も3080搭載機の方がお得なので
価格も性能も3080が圧勝です。
RTX3080とBTOと自作と
費用を抑えたいならASUSのTUFで選び
質的満足を優先するならmsiのTRIO
LED制御ソフトの対応が煩わしいなら玄人志向
という選び方が基本。
リファレンスモデルは米Amazonあたりから
リスク覚悟で個人輸入するしかありません。
自作の特徴は
面倒さと引き換えに自由度を得る
という点に尽きます。
カテゴリ | 製品 | メーカー | 費用(税込) |
GPU | RTX3080 | ELSA | 109,780 |
CPU | Ryzen7 3700X | AMD | 43,780 |
マザーボード | B550 Steel Legend | ASRock | 19,800 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | Crucial | 11,528 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | Crucial | 11,528 |
ケース | 黒鴉 | SAMA | 3,942 |
電源 | 750W GOLD | 玄人志向 | 9,480 |
ストレージ | 4TB HDD | WD BLUE | 7,949 |
ストレージ+OS | 1TB NVMe | WD BLUE | 23,980 |
OS | Win10 Home | Microsoft | セット品 |
合計 | 241,767 |
RTX3080は11万円前後。
自作で構成すれば最低レベルの構成でも24万円は掛かります。
導入費のアドバンテージは完成品として売られているBTOが優れていますよね。
3700Xを最低減の装備に組み込んだのは
3080がCPUのボトルネックが顕著に出るほど高性能なGPUで
corei5やRyzen5では非力だから。
BTOの構成にならって自作するなら
「最低でもcorei7かRyzen7」は用意しましょう。
FF14ベンチマークやFirestrike(無印)といった
低負荷ベンチマークでの格差はつけづらく
高負荷ベンチで計る必要があるという意見もあります。
ただ、corei5 10600など
ミドル帯のCPUだと
CPUボトルネックで頭を抱える
なんてこともあるんです!
基本的に30シリーズは
4Kや8K環境で60FPS以上を叩き出すための装備
なので
負荷の高い環境でこそ光る
という点を念頭において
ベンチマークデータを見たり
測定したりしましょう。
RTX3080とツクモ
「TSUKUMOの3080搭載BTO」
- CPU:3600XT/3700X/3800X/3800XT/
- DDR4-2666 16GB~64GB
- SSDはNVMeで500GBが標準搭載
- ASRock X570 Steel Legend
- 750WGOLD電源
- Ryzen機:¥199,800~280,728(CPUのみ変更)
- Intel機:¥213,455~345,273(同上)
Ryzen5 3600XT搭載 199,800円から選べます。
3800Xと3700Xの価格差が3,000円しかないので
1ランクぶんのアップグレードを考えるなら
3800Xの方がコスパがいい選択になります。
(CPU単体の価格差7,700円)
メモリ32GBへの増量は10,200円マシ
実はWindowsのPro化も₊5,000円で出来ちゃうのも嬉しいポイントだったりします。
ドスパラとの価格差は
Corei7機が6,575円、TSUKUMOの方が安く
比較できる3700X機などは50,180円も安い。
TSUKUMOの方が安く手堅く入手できます。
RTX3080搭載パソコン工房BTO
パソコン工房の3080搭載PCは
費用面で全体的に割高。
よって、基本的に他店で在庫がなかった時の
最終手段として考えましょう。
(※corei9 10900以上の性能を求める場合はこちらを優先)
しかも、Firestrikeの評価が
GPUのみで書かれていて
コピペ感を拭えない点も
優先順位が下がるポイントです。
(店自体は誠実なんですが)
RyzenはX570で
IntelはZ490(10920X用にX299も設定)
AMDもINTELも選択できるバリエーションの豊富さが強み。
Ryzen機が261,980円(3900XT)と
293,980円(3950X)
Intel機が226,980~298,980円(10700K~)
パソコン工房ではIntel機の方が選びやすい設定となっています。
(intelでハイエンド追求する場合だとパソコン工房の方がお得でもあるので)
RTX3080のフロンティアBTO
Ryzen機はパソコン工房より費用を抑えた3700X構成が2つと
3900を最高峰とするラインナップが揃い(チップセットはゲーム向きのB550)
Intel機はOCしなくていいH470チップに
10700F、10900と一応10700が
設定されています。
導入費用を安く抑えて3080モデルを導入するなら
「FRONTIERの右に出る店はありません。」
費用重視で考えるなら
Intel:FRONTIER→ドスパラ→パソコン工房(高性能追求の場合は逆転)
Ryzen:FRONTIER→ツクモ→パソコン工房
の順で考えることとなります。
また、FRONTIERは常に何かしらのセールを行っており
在庫は基本的にセール優先で確保する傾向にあります。
20年10/21現在だと3080搭載機は
セール品のみ在庫を確認してる状況です。
RTX3090が登場しても人気が衰えない
価格面で導入しやすいグラボ
だということがわかります!