パソコンを組む前に知っておきたい「火災防止策」

パソコンは性能よりも安全第一で組む人、てーとくです。

冬場は特に電化製品の火災が増える時期。

安全啓発もするべきだと思い立ち、記事を作成しました。

  • 高性能パソコンを買う時に気を付けることは何?
  • パソコンでやってはいけないことを教えて!
  • 自作するときの注意点は?

パソコンも他の家電と同じで
無茶をしたり悪条件が重なれば
家さえ焼き得る火種になります。

自作したり高性能機を導入する前に

安全について打てるだけ手を打ち
電気火災への備えを固め、
健やかにパソコンライフを
楽しもうではありませんか。

パソコンが火災の原因に?

不良品だったり老朽化した内部配線
ほこりが溜まったケース
窓際に置かれた本体

ここまで状況が揃ってると
放火魔の仕掛けた罠すら疑います。

パソコンも火災を起こすリスクを他の家電と同様に秘めています。

大きな電力を使うものほど注意すべきなのも他の家電と同様です。

パソコンの美点は自作やショップBTOだと
内部の手入れが容易であること

パソコンを火種にしないためには
オーナーとしてやるべきことを
しっかりやるのが大切なのです。

 

てーとくの火災対策

  • 電源計算で1/2は余力として確保できるよう努めて構成。
  • 電源タップを使って「使用量を把握」
  • 定期的なケース内の清掃

主だった対策内容はこんな感じですね。

「窓際に置かない」
「老朽化したら交換すべきを交換」
「ノートパソコンに無理をさせない」

等の基本的な処置をしとけば
特別に配慮にすべきは
この程度です。

5年選手になるi5 4460マシンを
2700X機に更新するのも
防火対策の一環だったりします。

 

パソコン火災の仕組み

結露やほこりを原因としたケース内でのトラッキング。

あとは、過大な電流にケーブルやらお部屋の回路が耐えられずに発火するパターン。

よほど無謀な扱いをしない限りは
よほどの不運がない限り

後者はないので、

基本的には前者を警戒することになります。

トラッキングはパソコンだけではなく、
他の家電でも起きるので
お部屋の掃除は定期的にするべき。

電気火災が起こった場合に備えて消火器も準備しておくのが良いでしょう。

 

ノートパソコンが特に危ない!?

ノートパソコンという筐体は
マザーボード等、熱を発する機器が
ベアボーンPC以上に高い密度で

収まっています。

エアフローが最悪で熱とホコリがすぐ蓄積。

最もトラッキングが起こりやすいパソコンと言えます。

さらに輪をかけてデンジャラスなのが、「リチウムバッテリー」で動いている点です。

ノートパソコンに限らず、
モバイルバッテリー等の爆発事故が
酷くなるのは
「だいたいコイツのせい」

というわけで、ノートパソコンは他の危機より優しく扱いましょう。

 

パソコンでやってはいけないこと

消費電力量を無視した強引なマイニング

電源容量の限界まで攻め、スペックの限りを詰め込む構成で組む。

ノートパソコンをサーバーとして24時間365日全力稼働させる。

この手の行為は放火と変わらない悪行です。

マンションではもちろんダメですし
一軒家でも延焼で他人を巻き込むリスクがあります。

×したいほど隣人が憎かろうとも
絶対にやってはいけない。絶対にだ!

 

冬場とパソコン火災

冬場は暖房に関しては活躍させない方法もあるっちゃあります。

なので、空気の乾燥と結露が大敵になります。

窓枠のそばにPCを置くべきではない理由は「結露にある」のです。

また、空気が乾燥すると
ちょっとした静電気とホコリがあれば
いい松明になります。

なので、PCだけでなく
あらゆる家電が火元となって
火災が発生しやすいのです。

結露を招き
無茶なオーバークロックに挑み
ノートPCにサーバーの任を与え

みたいなことは特に冬場でやってはいけません。

 

夏場とパソコン火災

夏場は消費電力との純粋な戦いですね。

それから熱が大敵になります。

室温と冷却機器の加減に
折り合いをつけていくことさえ
要求される時期です。

熱で落ちないよう。
あらぬところで電気火災を起こさぬよう

気を配りましょう。

 

パソコン火災を防ぐために

消費電力には気を配って設置や組み立て、運用を行い
(特にノートPCに無茶をさせるのはご法度)

冬場は特にOC等の熱暴走リスクを避ける。

その上で、ホコリの除去を定期的に行う。

たったこれだけのことなんですが、わからない人も多い

エンジニアの多くが通ったからと言って
手近なノートパソコンを
サーバーとして運用したりして。

と、いうわけで安全啓発をさせて頂きました。

あなたのパソコンが火元になることなく
幸福度を上げる機械として
使命を全うすることを祈ります。

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