ハイエンドパソコンを12万円以下で構築した方法【Ryzen7 2700Xで自作】

コスパ重視の「一応ゲームできるパソコン」としてきっと構成にちょっと何かを足した初代自作機のお値段、9.2万円。

ハイエンドショップBTO(最新)で13万円

そんな中、十分すぎるメモリとストレージを備え、
こだわり美観を実現しながら11万円台でハイエンド。

という構成でPCを組んだ守銭奴、てーとくです。

性能追求とコストダウンの両立を実現したぼくの守銭奴ハイスペPC。

これを紹介することで、読者様が自作やフルカスタマイズされる際、コストダウンに貢献できるのでは?と思い、本記事を作成しました。

いいもの安く!

という言葉が大好きなぼくみたいな人は要注目です♪

 

Ryzen自作機の構成で注意した点ある?

  • 2700Xはグラフィック機能がない点
  • 2700XをOCさせても大丈夫なマザボにした点
  • 上のマザボにCPU給電が2本伸ばせる電源が要る点
  • 電源が大容量の為、コンセントやブレーカー容量を再計算した室内配線
  • 中古や流用、箱破損品等の掘り出し物の探索など予算が厳しい中での買い方の工夫

こだわりを追求すれば、構成もそれだけ難しくなりますね。

2700Xも新品で買うと値が張るので中古にし、OCへのハードルも下げましたし

メモリも併せて「OCしても保証が死なない」G-skillのをチョイス。

電源を多く食べるので、消費電力の管理がよりシビアになりましたね。

守銭奴として電気代を心配、ではなくブレーカーが落ちる心配をする感じでしたし。

あと、Ryzenは全種OCできる代わりに単体ではモニターに映像が出せない物もあり、2700Xはこれに該当。

グラボはコスパを重視する感じにしました。

予算があれば電飾ついたのも買えたんですけどね(笑)

 

Ryzen2700Xで組んだPC【紹介】

性能と美観を重視したので電飾できるパーツを多めにチョイスし、強化ガラスケースへin。

2700Xに付属する最上位クーラーとのマッチングを考えたinwinのケースファン。

マザボとグラボはASRockで固め、電飾を壊さない「Phantom Gaming D」でギア型ヒートシンクを隠れないよう配慮。

せっかくのハイエンド構成になったので性能もできるだけ壊さないように考えました。

4GBがメインな時代に8GBで組んだらすぐメモリ不足に悩まされるようになった前作の反省を活かし、

グラボもメモリも多めの「8GB/32GB」を選んで長期使用を目論みました。

結果、スモークガラスにRGB電飾は間接照明としても役立つ期待以上の働きを見せ

性能面で苦慮することもなくなりました。

グラボも5口使えるので、性能面での余力を残してデュアルモニター化も達成できました。

「ハイエンド構成としては」割安で竣工費は11.6万円+7800円。
コスパも申し分なしと言えましょう。

何故に守銭奴が2700Xで組んだ?

コスパで見れば2600Xや2700、3600Xがいいに決まってる。

けど、これらだとリテールクーラーが最上位じゃないんで装飾性に欠けるんです。

外観とコスパなら3700Xにした方がいいのもわかってたんですが、

2700Xと3700Xって導入費用が1.5万円ほど違ったんですよね。

と、いうわけで。

本体価格を抑えつつ外観を抑えた結果、消費電力と熱が凄まじい2700Xを買う結果と相成りました。

 

自作中に遭遇した難所

  • バックパネルでピンチ!
  • 配線が難しいケースだった
  • 電源端子の向きを間違えた
  • ケースのマニュアルが不案内

ケース関連と起動で苦労した印象が強い機体でした。

表記のややこしさ
タイトすぎる作業スペース
バックパネル位置に腐心

ただ、苦労した分レベルはかなり上がった気はします。

ケースの難易度について初心者に説明できるようになったし。

電源関連のミスにも苦しみましたが、
「向きの間違い」と気づくまでに
得た学びは大きかった。

下面吸気ファンという一番面倒な工程を抜いた状態でテストすることで、確認作業の重要性も学べましたし。

バックパネルも、ケースに設定されてた位置とマザボに適した位置が違うパターンも味わえましたね。

そのことで「このようなバックパネル取り付け済みマザボ」の良さも語れるようになりました。

発信者としても自作する人としても

非対応のWindowsと2700X

2700Xと対応チップセットはWin10以前のOS非対応。

でしたが。

まだ生きていたwin10への無償アップデートの生存により切り抜けることもできました。

過去作への互換性のなさが盲点だっただけに少し往生したわけです。

 

2700X自作機をベンチマーク!

準備中

ベンチマーク結果が出たら追記します。

 

2700Xで自作するなら?【組んだ人が語る】

第3世代が出た後、だと、性能も省エネ性も3700Xの方が上。

同じ電力を喰うなら3950Xや3900Xを載せたいのが人情ってものです。

どういう属性の人が
どんな理由で

選ぶのか。

ということを真面目に考察してみました。

外観重視派のRyzen

これはぼく自身も該当者ですね。

予算がタイトだけど
外観を捨てたくない
AMDが好きな人が選ぶ

それが最上級リテールクーラー装備の2700Xを選ぶ理由でした。

もう1つはAMD50周年パッケージで手に入れたい人。

限定パッケージだと付属のステッカーも50周年仕様。

リセールバリューで良し。
限定感を味わい尽くすもよし。
この選択も決して悪くない。

ぼくは前者なので、
prismクーラーを安く手に入れるために買いました。

ケースも箱破損のinwin103に保証つけて6500円くらいで調達ましたし。

予算派と限定派の選択として妥当
というのが2700Xを選ぶ理由
ではないでしょうか。

静音重視派のRyzen

>静音性に優れたケース
制振性に優れたケースファン
そこに大容量ラジエーター水冷

といった構成で組むでしょう。

水冷の冷却力に物を言わせるかわりにCPUのコストを削る

静音派が2700Xを選ぶとしたらそういう場合かもしれません。

本来なら爆音不可避をいかに静かに使うか。

それが静音派にとっての永遠のテーマですね。

コスト重視派のRyzen

そもそも選びません(真顔)

コストで選ぶなら
3400Gを16GBメモリとdeskminiに収める
でしょう。

3万円台で出費を抑え、省スペース運用、組み立て時間も短縮。

>少々のせせっこましさを我慢しながら
dc電源がお釈迦になるまで使う

そんな腹積もりの人に2700Xなんて選択は有り得ませんね。

外観も性能も無用で、日常使用の性能だけでいい

そういう人に高性能CPUを買う意味はありませんから。

 

2700X自作機と静音性

「付属品のクーラーで2700Xを冷やすとか爆音不可避www」

なんて話をちらほら聞きますが、

急に発熱させるほど無茶をしない限りは
静音ケースじゃなくても静かなものです。

全力稼働させても密閉性の高いヘッドセットを使えば気にならない程度。

炭酸飲料のシュワシュワ音くらいのものですし。

神経質さに定評のある人でもない限り恐れる必要はないです。

価格.comでは「やかましいHDD」と叩かれまくってる3TBの東芝HDDもDドライブとして使う限り静かなものです。

かなり過敏な人が書いてるんだなぁ、というのがぼくの実感ですね。

 

前の自作機から進化した点

  • 圧倒的に外観が進化しました!
  • メモリ不足で悩むことがなくなりました!

使用中に気が散ることもなく
給電する限り間接照明として活躍。

外観がよくなることで
インテリアとしての付加価値が
大きく跳ね上がりました。

次に、メモリ容量を8→32GBにしたことでメモリをぜいたくに使えるように!

グラボのRAMも8GBという贅沢仕様にすることで重い画面処理もラクラク。

CPUとGPUの完全分業でコストは上がりましたが、能率はかなりアップした感じはしますね。

 

2700Xがオススメな人とは?

最上位の付属クーラーを安く組み込みたい。

ランニングコスト以上に導入費を削りたいが、電飾とAMDへの愛はこだわりたい。

というユーザーのニーズを最高に満たせるセレクトですね。

CPUクーラーも性能で言えば純正なんかより別で買った方がいいに決まってますし。

美観と導入コストが最上命題になってない限り
第3世代が出ている今、
こんな爆熱CPUを選ぶ理由は見つかりません。

事実、CPUだけで消費電力3桁って状況は確実に電源容量を圧迫してますし。

美観にこだわらないなら2600Xや2700を

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