スリムケースで作る上で電源とグラボとケース本体がネックとなり
スリムタワーなんざ絶対に組まないマンと化している守銭奴な自作er、てーとくです!
追求できるかできないかについていろいろぼくも探し回りました。
ですが、2020年2月15日現在ではそれは徒労にすぎないという結論を先に出しておきたい。
結論がわかり切ったことのために時間を割くのは
あまりにもったいないですからね。
と、思ったのでこの記事を用意させて頂きました。
1人でも多くの人が時間を浪費せずに済むように、と願いを込めて。
スリムケースの電源は300Wが限界
スリムケースにフィットする規格で製造されている電源は300Wで頭打ち。
サイズ違い覚悟で別のTFXを買ったところで350が限界です。
色々と探し回ったのですが、300Wを超えるTFX電源なんて売ってないですね。
出せる電力が限られているとなれば
出せる性能の幅もまた限られてきます。
スリムケースで自分用を組まない理由
事務用機械として使うエコノミーなビジネスパソコンの範囲を出ないから。
奥は深いけどワクワクしないんですよ。
性能向上を目論んでも寿命が気になるし
電源が死ぬ周期やら含めて何かと効率が悪いし。
DeskMiniみたいなキワモノ感や狂気もない。
タワーみたいに長持ちするし性能追求できるわけでもなく
DeskMiniのように「バッテリー稼働」させてんのにイラレが使える、みたいな夢があるわけでもない。
どうあがいたところで、電源のせいで
つまらないビジネスパソコン
って位置づけから解脱できない点は充分に避けるに値しますね。
スリムケース用の電源の寸法と規格
85×65×175(mm)/12V TFX
これが、スリムケースで使われる電源の規格となります。
仮にTFXではなくSFX対応ケース選んでビッグパワーぶん回すにしたって
それをやってくれるグラボは?支える冷却は?って話にもなる。
TFXは非力だし、サイズ違いで規格違いすらやらかそうとしたところでケースの大きさが障害になる。
ケースと電源がダブルパンチでスリムタワーって規格をぼろぼろにしているのです。
これはぼくの仮説にすぎないのですが、TFXがスリムタワーの標準規格である理由としてこう言われれば納得しちゃいますね。
電源ゆえのスリムケースの位置づけ
省スペースしか能がないつまらないビジネスパソコン
性能面で終えるロマンが限りなくゼロに近い。
DeskMiniより甘く、タワーより拡張性がない。
そんな状況に押し込めるケースと電源のサイズ。
狭小住宅やすし詰めオフィスにはピッタリなのですがね。
ただ、そういう理由でもない限りは
安さだけに目がくらんで飛びつくやつを除いて
基本的に採用する理由がないのも事実。
つまらなくて拡張性がなく、ゲーミング用途では「普通に」非力ですから。
スリムケースと電源と構成
- CPU:Ryzen5 3600
- MB:B450M鋼伝説
- メモリ:16GB
- GPU:GTX1650
- SSD:NVMe512GB(WD blue)
- HDD:1TB
- おすすめケース
※リテールクーラーがサイズ的に厳しい場合はサードパーティー製を別途購入
これで200W超えるか超えないかくらいの消費電力でイケる構成。
GPUが75W、CPUが65Wなので140Wの上に20~30W乗る計算。
かなりエコノミー重視となっています(ってゆーか方向性が決まり切ってるのでそうならざるを得ない)。
性能追求するにしてもできる範囲がこの程度。
ですので、スリムケースを無理やり使うくらいなら
引っ越しやお部屋のお掃除をまじめに検討する
ことを先にお勧めしたくなりますね。
オススメのスリムケース
ぼくが1代目組んでた頃は「とにかく安い電源」を作るメーカーでもありました。
電源つきスリムケースも昔から作っているメーカーさんで
金欠気味の自作erにとって頼もしい存在でしたね。
他メーカーから出ているスリムケースもKEIANもぶっちゃけどんぐりの背比べ。
正直、「オススメ」と言っても単純に安い方がいいんじゃね?って話だったりします(笑)
ルックスも普段使い用PCとして周囲に溶け込めるものですし、採用の価値は十分と言えますし。