「ノートパソコンが胸アツだぜ！」
なんて死んでも言わない
自作erブロガー、てーとくです。
- ゲーミングノートPCを検討なぅ
- パソコンをお得かつ安全に買いたい
- ノートPCをデスクトップと同じように使おうとしてる
こんな状態の人には絶対にご一読いただきたいですね。
何せ「火災の原因」は何も寝たばこ、放火や焼き肉ばかりじゃないですから。
そんなわけで、熱という火災リスクについて解説していきます。
ノートパソコン＝熱い→ナゼ？
・省スペースである
・パーツが密集してる
・ホコリが溜まりやすい
ノートパソコンが熱い理由たちです。
底面ファンから設置面の高さに乏しくて熱がこもりやすいし
狭いケースにパーツ同士が押し込められ、
廃熱効率が悪化。
ファンが当然のように
全力吸気・全力排気するため
ホコリが集まりやすく
デフォで吸排気口が詰まってます。
その結果、熱いパソコン＝ノートになるわけです。
熱はノートパソコンの方が危険
ファンが全力稼働して
吸排気口と本体内部に
ホコリを詰まらせる宿命
それでいてコンパクトなサイズときます。
電気が走り回る接触部にホコリが触れて通電、引火
そのうえ、リチウムバッテリー。
ともなれば
火災の起こりやすさと
厄介さは
デスクトップよりダンチで上。
発火リスクを増大させる使い方を強いてはいけないのです。
ノートパソコンの熱対策
まずOSの「電源プランの設定」。
「詳細な電源プラン」の
「最大プロセッサ」の項目で
50％とか70％とかに抑える。
こうすることで
スペックは下がりますが
CPUからの放熱量を抑えられます。
次はゴム足などで接地面と本体底面の高さを確保。
これで排熱効率がアップします。
何せ、「致命的弱点の一角」が
「設置面と底面が近すぎる」
ですからね。
ノートパソコンの役割
「CPUの性能を落として長く使う」
「熱は大敵である」
という特性から
負荷の軽い作業をこなす為の道具
であることがわかります。
発熱や火災の原因になるパーツに負荷を掛ける使い方は本来ならご法度なのです。
ブラウジングやブログ（本文の）執筆。
表計算などが本来の用途です。
オフィスや家で
腰を落ち着けてやる作業を
外でやろうと思うのが
間違っているのです。
ノートパソコンに不向きな役割
- youtube動画の編集作業
- 3DCGゲーのプレー
- 精密な画像処理
- サーバー利用
- マイニング
＝CPUと電源系に強い負担を掛ける使い方
この手の使い方はノートパソコンでも特に不向き。
まじて、マイニングなど性能も耐久性も要する作業。
（CPUが非力なGPUマイニング機でも）
デスクトップ使用でも発火する例がある消火器が手放せない作業です。
ノートPCにこれらを求めるってのは
派出所や交番に県警本部なみの働きを求めるようなものです。
ゲーミングノートパソコンとかいう
対空火炎放射器のような
英国面じみた
無茶な代物があるのは確かです。
ですが、構造上の不向きに真っ向から対立する概念であることには違いありません。
反論として使えようと
私はこれらの作業は
「デスクトップに任せるべき」と主張します。
ゲーミングノートPCは地雷
旧式化したとしてもバッテリーがなければ稼働できません。
その上、高性能デスクトップ並みにお値段も張りますし
さらに、デフォで短い寿命を削りながら稼働させる狂気の産物ときます。
再利用できたとしても
熱暴走や火災のリスクを背負うとなれば
処分に困る難物に。
リユースも買取も難しいので
処分も無料引取が最初の選択肢になる。
高性能機の導入は
再利用できたり
売却処分が検討できる
デスクトップを考えるべきです。
ノートパソコンの買い方
ノートパソコンは性能の高さより
「新品」
「3年で手放して惜しくないお値段」
この2つがより重要です。
軽い作業を担当する使い捨ての消耗品ですし。
と、いうわけで。
デスクトップと同じ運用をお考えなら
ご再考を強く推奨します。
・関連記事